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講義名 ジェンダー論
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 1 時間 15.00
校地 和歌山看護学部(雄湊・日赤)
開講学科等・年次 和歌山看護学部看護学科 2年
ナンバリング・科目分類 豊かな人間性を育む分野
区分 選択
講義名(英文表記) Gender Studies

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 金川 めぐみ和歌山看護学部看護学科

授業の概要及び到達目標 ジェンダーとは生物学的な性差に付加された社会的・文化的性差をいい、文化や社会から規定され、それはさまざまなことに反映される。ジェンダーの基礎概念を学び、社会の中にあるジェンダーを知り、個人に対する影響を考え、医療者として個人を尊重する考え方の基盤とする。
学位授与方針との関連 □(1)豊かな教養と人間性に支えられ、人間としての思いやり・人との絆・生命への畏敬・倫理観を持って看護を実践できる能力。
□(2)人間と社会に対する幅広い知識と地域社会における人々の生活と健康の観点から医療・看護に関する専門知識と技術を持って看護を実践できる能力。
□(3)看護の対象となる人々や多職種と連携・協働して看護を展開できるコミュニケーション能力。
□(4)生涯を通じて自己研鑽し、看護実践の向上と新たな課題解決のために意欲的に取り組める能力。
□(5)国際化・情報化に対応できる幅広い視野と語学力・スキルを持って社会の要請に応えられる能力。
授業計画表
実施回内容
第1回ガイダンス/女であることの損・得、男であることの損・得
第2回作られる<男らしさ><女らしさ>
第3回恋愛の女性学・男性学
第4回ジェンダーと労働
第5回ジェンダーと家族
第6回介護・育児とジェンダー
第7回国際化のなかの女性問題・男性問題
第8回まとめ

定期試験
事前学習(留意点) 各回の講義では、テキストの該当する章を事前にしっかり読み込んでおくこと。
ジェンダーに関連する新聞記事やニュースを、常に確認しておくこと。
成績評価の方法 ・毎回の講義におけるコメントシートの内容(20%)
・定期試験(80%)
テキスト 「女性学・男性学 改訂版 ジェンダー論入門[2011]」、(伊藤公雄:有斐閣)
参考図書・資料等 必要な場合に適宜、紹介する。
備考 医療職に携わるみなさんにとって、ジェンダー論は、利用者に接する際にも、また自身の人生を考える際にも、是非学んでおいていただきたい領域です。
講義内容でわからないことがあれば、直接またはメールで連絡してください。(メールアドレス megumi@eco.wakayama-u.ac.jp)